JOKERを観てきました(2回目)
皆様こんばんは、ろでむでございます。
三連休いかがお過ごしでしょうか?
私は昨日の朝「JOKER」を観て来ました。
先々週の金曜日の夜にも観まして、なんか観終わったあとすごく…疲れてしまって。
色々考えさせられる映画でしたから。
もう一回観ようか、やめておこうか、この一週間ほど迷ってましたが、土曜日の午前中時間が空いてましたので、思い切って行ってきました。
観終わって「今日来てよかった」と思えました。
最初に観た時よりも主人公アーサー(ホアキン・フェニックス)の生きる哀しみが、ゆっくりと心に染み込んでくるような気がして、自分もゴッサムシティに生きる名もなき一人だと思えたのです。
この映画のレビューは賛否両論、比較的「賛」が多い印象があります。
私見ですがこの世界は「生きづらさ」を抱えて俯きながら、長い階段を登っている人が多いのでしょう。
思うに、アーサーには自らのつらい現実から抜け出すためのオプション、選択肢が与えられていないのです。
「人生は配られたカードで戦うゲームだ」
そう、その通りですが、カードは公平には配られないし、一枚も配られないことだってある。その状況でもゲームから降りることはできない。
これは特別な星の下に生まれ落ちた”悪のカリスマ”の物語ではなく、私の、ひょっとしたらこれを読んでくださっている、あなたの、物語なのかもしれない。
「JOKER」は私にとって、これからも特別な一本になることでしょう。
まだご覧になっていらっしゃらない方にも、ぜひ一度、お勧めしたく思います。
では、また。